【初心者向け】ユニフレームダッチオーブン購入レビュー!メンテ・調理すべてが簡単!【IH対応】

こんにちは!つくりんです!
実は私ごとですが、誠に勝手ながら誕生日を迎えまして…
様々な方からたくさんのプレゼントを頂きました。

その中で一緒にブログ執筆、youtubeもやっているTETSUさんからなんと

ユニフレームダッチオーブン12インチ

を頂きまして…大変恐縮です。
これはブログでレビューしろという神のお告げなのではないかという事で。
今回はユニフレームのダッチオーブンが本当に“買い”商品なのか、徹底的にレビューしていきたいと思います!

ユニフレームダッチオーブン12インチとは

値段 12,900円
鍋径 約30.5×13(深さ)cm
材質 黒皮鉄板4.5mm厚・クリアラッカー焼付塗装
ツル ステンレス鋼
重量 約8.8kg
満水容量 約8.2L
適正炊飯量 2~12合

今回手に入れたダッチオーブンは12インチサイズです!
ユニーフレームでは3サイズラインナップがあるのですが、その中で一番大きいサイズとなっております。
ダッチオーブンはそもそも荷物の制限が必要なツーリングキャンプ、バックパックキャンプには不向きなので、最も大きいサイズを買うのがベターです。
大は小を兼ねるっていうやつですね。

サイズラインナップはこちらの通り!

8インチ

10インチ

12インチ

ユニフレームダッチオーブンの魅力

錆びにくい

ユニフレームのダッチオーブンはなんと黒皮鉄板製です。
黒皮鉄板とは鉄を1200℃以上で加熱し、圧延していく過程で出来る酸化被膜で、腐食の原因となる赤サビを発生させにくくしてくれます。
鋳鉄製(よく目にするダッチオーブン)の場合ですと、とにかく使用後のメンテナンスに気を遣わないとすぐに赤サビが発生してしまうのですが、ユニフレームのダッチオーブンであればある程度雑に扱っても問題ないです。

家庭用洗剤・金タワシで洗える

こちらも黒皮鉄板製の恩恵。
黒皮鉄板の酸化皮膜は、異なった物質が付着しているわけではなく、母材の鉄自身が変質したものなので、金タワシ程度の摩耗では絶対にはがれるものではないです。
なので、鉄製調理器具にありがちな焦げ付きも洗剤と金タワシで綺麗に落とせます!

 衝撃に強い

ユニフレームのダッチオーブンは鋳鉄のダッチオーブンと違い、一枚の鉄板を圧延加工しているためとにかく衝撃に強いです。ダッチオーブンクラスの重量になると、万が一高いところから落とした際の衝撃は非常に強いものとなります。

頑丈であれば頑丈であるほど安心です。

料理の幅が広がる

正直キャンプに持っていく調理道具はダッチオーブンだけでいいんじゃないかってくらい、料理の幅が広がります。

燻製、ローストビーフやピザ、パンも作れる上に、もちろん煮込み料理から焼き料理までこの世のありとあらゆる料理のすべてがダッチオーブン一つでこなすことができちゃいます。

キャンプといったらまず最初に思い浮かぶのはなんですか?

そう、美味しいキャンプ料理ですよね。

キャンプの質は料理の質で決まるといっても過言ではありません。

様々なキャンプ料理をこなせるこの調理器具はまさに運べるミシュラン星付きシェフ。

シーズニングの必要性について

ユニフレームのダッチオーブンといえどやはり鉄製の調理器具。

儀式ともいえるシーズニング作業が必要なんじゃないの?と思っている方もいらっしゃると思います。

そもそもシーズニングの主目的とはこちらです。

  • 空焚きし酸化膜(黒錆)を形成、錆びにくくする。
  • ネギなどの薬味を焼くことで鉄臭さを飛ばす
  • オイルを塗り、火を入れることで多孔性の炭化皮膜を作る(多孔性のためオイルなじみが良くなるので焦げ付きにくくなる)

ユニフレームのダッチオーブンについてはこのうちの③だけ意識すれば全く問題ないと考えます!

①については、そもそも黒皮鉄製なので黒錆付けが済んだ状態で販売されているのと同じです。

なので赤錆はもともと発生しにくい状態となっているので必要ありません(クリアラッカーを焼き切りたい方は空焚き工程をしたほうがいいかもしれません。私はやりませんでしたが)

②については、好みの世界となりますが特有の鉄臭さが気になるのであればやる必要があります。

ですが、個人的には全く必要のない工程だと思ってます。

のちに記載しますが、シーズニングせずに料理をしたところ、全く鉄臭さを感じませんでした。

唯一③のみ、お手入れという観点からやっておく必要があります。

この作業はより錆びにくくするという効果と焦げ付きにくくするという効果があるので間違いなくやっておくべきです。

シーズニングのやり方詳細をまとめました。
併せて参考にしていただけると嬉しいです!

一生の相棒になる!スキレットのシーズニングの仕方

実際に使ってみた

今回は本当にシーズニングが必要ないのか試してみたかったので、箱出しの状態ですぐに調理を開始してみました!

今回作るのは

鯛めし!

..ではなくて

赤魚めしです。

鯛は高すぎます…

必要な食材はこちら!!

4合
500cc
白だし 60cc
ぶなしめじ 1袋
小口ネギ 1本
赤イカ 1袋
赤魚(めぬけ) 5切れ

では早速作っていきましょう!!

まずお米4合をたっぷりのお水に20分浸します!

その間に赤魚と赤イカを解凍しておきましょう!

ある程度解凍できたら赤魚に塩を適量ふりかけていきます。

赤魚は別名アコウダイという名前でも販売されており、こちらの名前の方がなじみ深い方が多いかもしれませんね。

鯛とは似て非なるものなのですが、鯛の代用品として古くから使われてきた大衆魚です!

スーパーで冷凍販売されており、コスパは魚類の中でも最強です。

次に小口ネギとぶなしめじを切っていきます!

ぶなしめじ、小口ネギを切り終えたら白だしを60cc用意します。

用意していたダッチオーブンに水500ccと白だし60ccを入れていきます!

その中に20分浸しておいたお米をいれていき、

赤イカ、ぶなしめじ、赤魚の順にダッチオーブンに投入してきます!

具材を投入後、ふたをして初めは中火で火を入れていきましょう!

この際注意してほしいのが気になっても絶対にダッチオーブンの蓋を開けてはいけません!

これ、超重要です!

少しダッチオーブンから汗が出てきたなぁと思ったら残りは弱火で炊いてください。

私はおおよそ中火20分、弱火20分で炊きました!

そしてさりげなく調理していますけど、このダッチオーブンはIH対応です。

ご家庭でも調理可能なので、キャンプ飯をバンバン作ってみてください!

 

~~40分経過~~

じゃん!炊き上がりました!

美味しそうに炊き上がりましたねー!

この後10分程蒸らす必要があるため、食べたい気持ちを抑えてこのまま放置…

蒸らしが終わったら用意していた小口ネギを振りかけて完成です!!

めちゃくちゃうまそうじゃないですか!!

こんな手の込んだ大人数が楽しめる炊き込みご飯がダッチオーブンでは簡単に作れてしまいます。

ちなみに食べてみたところ、気になるレベルの鉄臭さは感じませんでした!

そして、お米の焦げ付きもまったくありませんでした。

恐るべし…

ただ使用後は空焚きしてオイル塗布をしたほうが丁寧な管理になりますので、こちらはやったほうが良さそうです!

いくら錆びにくいとはいえ、まったく錆びないわけではありませんから。

終わりに

いかがだったでしょうか。

ユニフレームのダッチオーブンはお手入れ、シーズニングがめんどくさいよーっていう方にはとにかくおすすめの商品です。

シーズニング含めてダッチオーブンを楽しむ方には向きませんが、初心者キャンパーの初めてのダッチオーブン選びには最適ですので、ぜひチェックしてみてください。

シーズニング方法の記事はこちら↓

一生の相棒になる!スキレットのシーズニングの仕方

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