関東の紅葉を楽しめる格安キャンプ場5選！

こんにちは！つくりんです！

今年も厳しい猛暑が続いていますね。

30度を超える毎日が続いていると、体調の変化にも注意したいところ。

しかしながら人間にとっては過酷な猛暑でも、植物にとっては「あるイベント」に向けた重要なファクターでもあるのです。

そのイベントとはズバリ「紅葉」

猛暑が続いた年は紅葉が驚くほど色鮮やかになるという話をご存知ですか？

今回は、秋キャンプまでに知っておきたい「関東の紅葉が綺麗に見えるキャンプ場」を5か所紹介いたします！

猛暑が続くと紅葉が色鮮やかになる！

出典：photoAC

秋のおでかけの定番といえば紅葉。
レジャーとして紅葉狩りを楽しみにされている方も多いかと思いますが、その紅葉が綺麗に色付く条件をご存知ですか？

紅葉が色付く起因で最も重要度が高い要素は、「秋の気温と日照」
最低気温が8度を下回り、日照時間が短くなると葉っぱへの栄養供給がストップし、紅葉が進むメカニズムです。

一方で紅葉の色付きには夏の日照時間も大きく影響します。

日照時間が長く、程よく雨が降る夏は、色素の元となる糖分を目一杯生成するができるので、その年の紅葉はとてもきれいに色付くのです。

今年は観測史上初の「台風の無い7月」だったため、葉っぱの損傷が少ない状態で8月を迎えています。

この調子で暴風・台風が少ない夏を超えれば秋の紅葉は、驚くほど色鮮やかになるはずですよ♪

キャンプを始めるにはベストシーズンの秋！

出典：photoAC

一般的に夏がキャンプのハイシーズンと思われがちですが、実は秋から冬の間が最も快適にキャンプを楽しめるシーズンなのです。

秋キャンプは紅葉以外にもたくさんメリットがあるんですよ！

焚火の暖かさが心地よく感じる

キャンプの醍醐味でもある焚火。

パチパチと小気味よい音を立てながら燃える炎を楽しむためにキャンプに行くといっても過言ではないくらい、焚火とキャンプは密接な関係です。

晩秋の肌寒さに炎の暖かさはとにかく沁みるものです。

紅葉をバックに焚火を囲みながら暖かいコーヒーを味わう。考えただけで外に飛び出したくなりますね。

人が少ない

キャンプハイシーズンの夏とは違い、秋はお子様の長期連休が無いため、比較的混雑せずにキャンプを楽しむことができます。

また、秋～冬にキャンプを楽しんでいる方は比較的ソロキャンパーの方が多い傾向があります。

もしも静かに自然の音を楽しみたいという方であれば、秋～冬のキャンプはまさにベストシーズンですよ。

秋キャンプの準備にお金がかからない

夏は性能の良いクーラーボックスや暑さ対策のためのキャンプギアなど以外と揃えるものが多く、冬になると寒さ対策の各種ストーブ類、厚手の寝袋を揃える必要があるなどお金がかかりがちです。

しかし秋キャンプは極端な季節の中間にあたるため、暑さ・寒さ対策は夏冬ほど重要ではありません。

その為、寝袋もサマーシーズンの寝袋を重ね使いするなどで対応できますし、クーラーボックスも保冷力重視で考えなくても大丈夫です。

まだあまりお金をかけられないキャンプ初心者でも気軽にキャンプを始めることができるシーズンなのです。

紅葉が楽しめる格安のキャンプ場5選

湖面の紅葉が感動的！稲が崎キャンプ場（千葉）

出典：稲が崎キャンプ場

千葉を代表するバスフィッシングのメッカ、亀山湖の湖畔に面するキャンプ場「稲が崎キャンプ場」

フリーサイトであれば驚きの550円で1泊できるというコスパ最強のキャンプ場です。

キャンプ場周辺には貸しボート屋が点在しているため、思い立ったらすぐに紅葉クルーズへ出かけられます。

亀山湖は千葉有数の紅葉の名所であり、湖面に反射する紅葉の色彩はとても美しいですよ。

出典：亀山温泉ホテル

非常に大きい湖なので、貸しボートで冒険気分を味わうことができます。

亀山湖の奥にはボートでしか見れない「幻の滝」があるとか…！

釣りキャンプも捗る最高のキャンプ場です。

道志川と紅葉を楽しむ！新戸キャンプ場（神奈川）

出典：instagram@piconsoda

神奈川県の道志川沿いにある新戸キャンプ場はなんと予約なしで当日チェックインが出来る数少ないキャンプ場！

夏場や連休に混雑しがちな道志川近辺のキャンプ場の中でも穴場として知られているキャンプ場です。

宿泊料金もかなりリーズナブルなところも好ポイント。

出典：新戸キャンプ場

もちろん紅葉の穴場絶景ポイントとしても知られており、道志川と紅葉のコラボは日本の秋を感じさせる風情があります。

山一帯が美しく色づく！湯西川温泉安ヶ森キャンプ場（栃木）

出典：安ヶ森キャンプ場

湯西川温泉安ヶ森キャンプ場は、栃木県の日光市にある湯西川近辺にある穴場キャンプ場です。

ロケーションも良く、設備も十分に整っているにもかかわらずGWなどの長期連休でも比較的空いているということだから驚き。

標高は約750mで、夏場でも涼しくキャンプをすることが出来ます。

宿泊料金は区画サイトを選ばなければかなり安く泊まることが出来るので、リーズナブルにキャンプをしたいという方にもおすすめ。

出典：instagram@nanma29

気になる紅葉景色は、言うまでもなく絶景で、山一面が絨毯のように色づくことで有名です。

まさに錦秋に色づく日光を感じることが出来ますよ。

無料とは思えないロケーション！県営赤城山キャンプ場（群馬）

出典：jalan

県立赤城山キャンプ場は群馬県が運営している数少ない無料キャンプ場です。

昔は予約なしの飛び込みチェックインが出来たのですが、2020年より予約システムを導入したとのこと。

予約システム導入前は連休など混雑することが多かったため、行ってみたはいいけどサイトが空いていない…なんてこともしばしば。

いまは予約さえ取れば、空き状況を目で確認する必要がなくなるので無駄足をせずに済むようになりました。

無料で赤城の大沼湖畔キャンプが楽しめるので、一度は行ってみるべきキャンプ場です。

出典：instagram@motoi_kobayashi

もちろん赤城山の紅葉は美しく、特に大沼湖畔から見える紅葉の色どりはとにかく絶景です。

標高が高いため紅葉の見ごろは平野部よりも早め。気温が8℃を下回るようになり始めたら紅葉情報をチェックするようにしてみてください。

秋色に染まる中禅寺湖が美しい！菖蒲ヶ浜キャンプ場（栃木）

出典：instagram@riruchan0706

天空の湖とも称される中禅寺湖の湖畔にあるキャンプ場「菖蒲ヶ浜キャンプ場」

紅葉シーズンでなくとも、朝・昼・晩と一日中絶景を楽しめるキャンプ場として有名で、一度訪れたら美しさに心を奪われること間違いなしです。

また標高約1200mの位置にあるため、夏場でも涼しくキャンプをすることが出来ます。

出典：instagram@enjoleman

特に中禅寺湖周辺は紅葉の景勝地で、週末や連休には多くの観光客で賑わいます。

そのため、足を運ぶのであれば平日がベスト。連休の混雑が嘘かと思うくらいゆったり静かに過ごせますよ。

見渡す限り色彩豊かな紅葉に囲まれ、秋を全身に感じてキャンプをしたい方はぜひ遊びに行ってみてください。

おわりに

標高の高い位置にあるキャンプ場であれば、早いところで10月から紅葉が始まります。

今回紹介させていただいたキャンプ場以外にも、近辺のキャンプ場を探してみれば穴場の紅葉スポットが見つかるかもしれません。

ぜひ、喧騒とした毎日を忘れ、美しい景色を眺めながら特別な秋を過ごしてみてください♪