こんにちは、つくりんです。
みなさん”フェザースティック“と言う物をご存知ですか?
アウトドア好きの方であれば大体の方が聞いたことがある物だと思いますが
フェザースティックとは、木の枝をナイフなどの刃物で表面を薄く削り
削りブシを大量に作った木の枝の事を指します。
で、そのフェザースティックがどうしたかと言うと
つくりんも作ってきたのでご報告をしたかったのです!
特大サイズのフェザースティック!!
フェザースティックの種類
フェザースティックには2種類あります
キンドリンフェザーとティンダーフェザーです。
ティンダーフェザーは削った表皮が薄く非常に着火しやすため
火口として使用することが出来ます、着火する際は動画のようにメタルマッチでの着火や
チャッカマンやライターでの着火も容易に行う事が出来ます。
そしてキンドリンフェザーですが、こいつは主に焚き付けに使用します
ティンダーフェザーで着火した火は小さくすぐに消えてしまう状態です
この火を育てるためにキンドリンフェザーを使用します。
キンドリンフェザーはティンダーフェザーよりも個々の厚みがあるので着火した後の持続力と大きさが違います!
フェザースティックに成り得る木材
ブッシュクラフトでフェザースティックに仕上げる木は何でもいいわけではありません。
当たり前ですがまず湿っていない事!これです、薪同様しめしめしていると火の付きが非常に悪いorつかないので乾燥しているものを選びましょう。
そして削る木の形ですが、極端に湾曲していないものを選びます。
フェザースティックは作る工程で、ナイフなどの刃物をストロークさせ、長い削り節を作っていきます
その為湾曲している木材だとストロークがうまくいかず、削り節が出来ないのです!
木の種類ですが、キャンプ場によって使える木材は変わってくると思いますので、この木!!という指定は特にないです。
ですがおすすめとして“やわらかい木”を使用してください、堅いものだとうまく削ることが出来ないので非常に苦労してしまいます。
手順① 削る
さあいよいよ削っていきます、みなさんは手ごろなサイズの木材を用意してください。
動画でつくりんは角材をつかっています。
方法は簡単木材の持ち手が残るように、真ん中より少し手元よりの部分から奥の方に向かってナイフを滑らせます!
この時刃を立てすぎても寝かせすぎてもうまく削る事が出来ません、薄く削ることが出来る絶妙な角度を自分で発見してください!
そしてキンドリンかティンダー、どちらを作るかによっても刃の角度が変わってきます。
刃を立て気味にするとキンドリンに、寝かせ気味にするとティンダーになります。
私つくりんは第一頭目、刃を立て気味にしすぎたせいでめっちゃえぐれてしまいました・・!
手順② 削る!!!!
フェザースティックを削る際に使用するナイフは何でもいいと思います!が
切れ味がよい方がいいのは確かです、つくりんはオピネル#9を使用していましたが、途中でバッキーさんのウィンチェスターを借りて削りました・・
理由はとくにありません☆
コツをつかんだらとにかく削ります!削って削って削りまくります!!なかなか疲れますが頑張って削りましょう!
フェザースティックから分離してしまった削りカスも焚き火の燃料になるので、捨てずにとっておくといいかもしれないですね!
いよいよ着火
削りまくっているといつの間にか、いい感じのフェザースティックが完成しているはずです。
そうしましたらフェザースティックに着火しましょう!
つくりんは削っているうちに(角材がでかすぎて)キンドリンとティンダーが混ざったティンドリンフェザーが出来てしまいました・・・
みなさんが作ったティンダーフェザーの一番ふわふわしてそうな部分に熱を加えてやればすぐに着火するはずです!
すごいぜフェザースティック、ティンダーで着火した後はキンドリンで火を大きくしていきましょう
キンドリンでの焚き付けができたらあとは大きい薪に火をつけていけば焚き火の完成です、お疲れ様でした!
おわりに
フェザースティックは着火剤が手元にないときや、なるべくサバイバル寄りのキャンプをしたいときの着火剤として使うことが出来ます!
作るには多少の慣れが必要ですが、ブッシュクラフト入門としては楽しく作れて良いブッシュクラフトの練習にもなると思います!
皆さんもフェザースティックからブッシュクラフトデビューをしましょう!!
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