どうも!!つくりんです!!
冬キャンプにおける必需品。ストーブ。
その中でも薪ストーブは値段や導入のハードルが高く敬遠しがちな方も多いのではないのでしょうか。
自分もそのうちの一人だったのですが、思い切って巷で話題のオールインワン薪ストーブを購入してみました!!
結果、その性能・安さに驚きを隠せなかったので、今日はこの記事で徹底レビューさせていただきたいと思います。
今日紹介するオールインワン薪ストーブはこちら!!
ホンマ製作所【ステンレスストーブコンロセット】です!
目次
ホンマ製作所【ステンレス ストーブコンロセット】の仕様
金額 | 26,3000円(税込み) |
煙突径 | φ100mm |
本体サイズ | W280xD480(煙突口まで:D520)xH445(煙突含:D655xH1830)mm |
材質 | ステンレス |
重量(本体のみ) | 約4.6kg |
最大薪長さ | 40cm |
最大熱出力 | 3000kcal |
生産国 | 日本 |
またこの商品はオールインワンなので付属品がこれだけついてきます!
- エビ曲90°1個
- 専用半直筒3本
- 専用トップ1個
- 脚4本
- 煙突支えセット1式
どうです?この見た目。
カッコよすぎるでしょ!
なんと驚愕のお値段26,3000円で室内確認窓付き薪ストーブ(煙突などオールインワン)が購入出来てしまうという…
ちなみに自分が購入したこちらの薪ストーブはAPS-48DX 【Black Edition】というモデルでweb限定の耐熱ブラック仕様です。
色は違えどステンレスの金属光沢が美しいベーシックモデルも販売されているので、気になる方はこちらもおすすめです。
ちなみに設計仕様は何も変わりありません。
値段が24,800円という破格で、【Black Edition】より1,500円ほど安いという点を除いては!
購入を決定づけた”4つ”のメリット
とにかくコスパがいい
これは言うでもないですね!
24,800円~26,300円出せば煙突・煙突支えなどなど絶対に揃えないと使えないオプションもすべて込々で薪ストーブを手に入れることが出来るのですから。
大抵の薪ストーブは煙突など必要なオプションをすべてそろえると6万円を超えます。
ホンマ製作所の薪ストーブは購入するまでのハードルが低いのが魅力的ですね!
キャンプ場で販売されている薪のほとんどが加工無しで利用可能
最大で長さ40cmの薪を投入できるので、キャンプ場で販売されている大抵の薪は無加工で入れることが出来ます。
また、炉内も非常に広いため、太薪4本くらいであればすんなり入れることが可能です。
炉内が広いと薪をくべる回数が減るため、火の管理がかなり楽になります。
前面、側面3か所の窓から見える炎が素敵
炉内の炎を確認出来る窓が3か所ついているという点も魅力の一つです。
薪ストーブ内の薪がどれくらい燃焼しているのか、火力はどれくらいなのか等、炉内の情報は薪ストーブを運用するうえで最も重要です。
薪ストーブ購入を検討しているのであれば絶対に炉内の確認が出来るモデルにしましょう。
足の高さを調整できるので設置後も安心
今回紹介しているこのモデルは足の高さを調整できるので、薪ストーブと地面の距離を遠ざけることが出来ます。
これにより地面への熱によるダメージが軽減するので、キャンプサイトでも安心して利用することが可能です。
また、横出しでテント内にインストールする際に、煙突を出す位置の調整が足の調整だけで可能なので非常に便利です。
高さが調整できない薪ストーブですと、薪ストーブの下にブロックやテーブルを置いて調整するといった工夫が必要です。
実際にDODタケノコテントにインストール(導入)してみた
まずテントに設置する前に下記リストの商品を準備しました!
タケノコテントユーザもそうでない方も参考にしてみてください。
- 幕除け(DIY)
- セラカバー
- ステンレス 半直筒 φ100mm(ホンマ製作所)1本
- 灰かき棒
①幕除けはテント内にインストールするときに、テント壁面が煙突と接触しないようにするための道具です。
製作して販売している人が多かったんですが、4~5万円と非常に高額だったため自分で作りました。
これは後日作り方を紹介したいと思います!
②のセラカバーは強烈に熱くなる煙突の断熱カバーです。
用意した理由は二つあって、一つは高温になる煙突周辺(主に幕除け)の保護。
もう一つはセラカバーで断熱する事によって煙突効果をより高めるため、効率的な燃焼が期待できるからです。
③のステンレス 半直筒 φ100mmはタケノコテントの場合、付属の煙突のみだと薪ストーブとテント壁面の距離がどうしても近くなってしまう為、延長用に購入しました。
④の灰かき棒は薪ストーブ使用後の灰掃除用に買いました。
さて、前置きが長くなりました。
まず前提としてこちらがオールインワンの付属品のみで設置したホンマ製作所薪ストーブです!
部屋きたねえ!!片付けろ!って怒声が聞こえてきます…
はい、整理します…
薪ストーブはオールインワンなので正直これだけでも完成されています。
雨よけ屋根が無いテント(ワンポールテント)などであれば煙突追加購入せずにインストールが出来ると思います。
ただし、タケノコテントはテント内からそのまま煙突横出しすると、雨よけ屋根に煙突部が触れてしまい非常に危険です。
横出し部分に③ステンレス 半直筒 φ100mmを2つかませることによって、横の長さを延長できるのでぜひお試しください。
タケノコテントに幕除けと薪ストーブを設置した例がこんな感じです。
タケノコテントは雨水や虫が入ってこないよう、入り口部が地面よりも少し高く設置されています。
DIYした幕除けは地面にビタ付けして使うタイプなので、入り口部分を踏みつぶしてしまいます…
余りスマートではないので要改良ですね。
ただし、機能としては全く問題なかったです!
幕除け単品で見るとこんな感じです。
4枚の板を組み合わせて作っています。
分解して持ち運べるので、わりと便利ですw
このように入口部の幕をおろし、入り口のチャックを閉められる場所まで閉めてあげるだけでインストール完了です。
多少隙間が出来るのですが、この隙間は一酸化炭素中毒防止として役立ってくれるので全く問題ありません!
室内からの幕除けの見た目はこんな感じです。
薪ストーブの熱を幕に伝えないよう、板が遮熱板代わりになってくれているので安全に使用できます。
そうそう、この画像でお気付きかもしれませんが、タケノコテントはフロアシートをチャックで取り外すことができます。
なので、薪ストーブをインストールする際は、入り口付近のフロアシートをめくって地面剥き出しで薪ストーブを設置するとより安全です!
地面が芝生サイトの際は、薪ストーブと地面の間に遮熱版を置くことをお勧めします。
ちなみに、幕除けで見えにくくなっていますが、煙突の根元にはセラカバーを巻いています。
これは煙突周辺が焼けないようにするための保護的な役割と、煙突効果を高めるための役割を担っているので絶対に使ったほうが良いです。
あと薪ストーブ設置の際は煙突の重みで薪ストーブが倒れないよう、このように煙突支えを使用してください。
これを使わずに設置しようとしてみたのですが、煙突の重みのせいで煙突が倒れてしまいました。。
ホンマ製作所のストーブコンロセットにオールインワンで付属してくるので、特に追加購入しなくても大丈夫です!
それではホンマ製作所の薪ストーブの外観を見ていきましょう。
まず何といっても嬉しいのがこれ。
高さ調整可能の足!!
地面と薪ストーブの位置をかなり離せるので地面を焼かずに利用できます。
自分はこの高さで一晩焚き続けたのですが、真下にあった枯れ葉は焼けることなく無事でした!
火の強さはこの通気口で調整します。
ただし、あまり火を弱めすぎるとススが付く原因になるので、火力調整は細心の注意を払いましょう。
ちなみに私は寝るときに少し絞りましたが、それ以外は常にフルオープン状態で使ってました。
さあ、では薪を投入していきましょう。
薪は40cmの長さまで余裕で入ります。
無事に火はつくのでしょうか…
ゴォォォォォォォォオ….
つきました!火入れ成功です!
この時点で感じたこと。それは
予想の100000万倍は暖かい!!
あんなに広いタケノコテントの中が一瞬で暖まって、薄手の長袖Tシャツ一枚だけでも生活できる空間になりました。
正直薪ストーブなんて石油ストーブとかガスストーブと比較してもそんなに遜色ないでしょwと思ってましたが、そんな愚かな考えを覆されてしまいました。
薪ストーブis最強
この日の気温はマイナス1度。
室内温度は計り忘れてしまいましたが、体感18度くらいはあったのではないでしょうか。
薪ストーブの火を眺めながらお酒をチョビチョビ…
テントの中で火を眺められるなんて、、
背徳的…ステキ
天板を使って料理も可能なので、アウトドアでのインドアが加速してしまいますね。
では火を眺めながらおやすみなさい….
….
…….
翌朝。
ずっと一日中火を焚き続けて全く寒い思いをせず夜を過ごすことが出来ました。
さあ、薪ストーブ内の灰はどのようになっているのでしょうか。
おー、完全燃焼していますね。
くすぶっている炭も見受けられますが、大半は真っ白な灰になっています。
灰の処分は灰かき棒を使って掃除しましょう。
一点だけ気になったのがこの灰の処理の過程です。
見たところ通気口からしか灰を取り出せる口が無いので、通気口に向かって灰をかき集めてくるのですがこれがとにかく難儀!
通気口の口が狭いので、灰の処理に関しては非常に手間取ります。
ここは要我慢ポイントですね。
結局灰捨て場で薪ストーブを逆さまにして炉内の灰を全部捨てました。
煙突は綺麗な焼き色がつきました。
こうして自分だけの薪ストーブが出来ていくんですね。
これは愛着がわきます!
総合評価
結論、この薪ストーブの総合評価はズバリこの通りです!!
この薪ストーブのおすすめ度は★4です!!
まず値段がとにかく安いという点が最強のプラスポイントです。
薪ストーブって普通に5万円以上するものばかりですからね…
足の高さを変えられることや、薪を加工無しでそのまま投入できるという点も嬉しいですね。
また、薪ストーブを運用するにあたって必要なオプションはすべてオールインワンという点も魅力的です。
ただし、目立ったのが灰の掃除や持ち運び性の悪さ。
灰の掃除はある程度我慢するしかなさそうですが、持ち運び性は専用の収納ケースが販売されているのでそちらを購入することで解決しそうです。
※収納ケースもオールインワンで付属している製品もありました。こちらは炉内が確認できる窓は付いていませんがさらに金額は15000円以下です。
とにかく、初めての薪ストーブデビューで買うのならば圧倒的にホンマ製作所の薪ストーブをオススメします!
きっと楽しい薪ストーブライフを送ることが出来ますよ。
終わりに
いかがだったでしょうか!
皆さんも数ある薪ストーブの中から自分だけの相棒を見つけてみてください!
薪ストーブのアレコレをまとめた記事も書いているので併せてぜひご覧になってください。
今回使用したタケノコテントの紹介はこちら!
【超快適!!】DODのタケノコテントが予想以上に快適空間だった【購入&レビュー】
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