【いざと言う時の為に】アウトドアでの応急処置方法【心配性さん必見】

こんにちは!!つくりんです!!!

キャンプで心配なことの一つに近くに医療機関がない状態での急なケガなどが上げられと思います。
今回はそんなときに慌てない為の、応急処置!ファーストエイドの方法について簡単に触れていきたいと思います。

絶対に慌てない、落ち着く

まずどんな種類のケガや病気・症状が出ても全てにおいて大前提となる事があります
それは、落ち着く事です。

処置する人(自分で自分自身を処置する場合も含む)が落ち着いていないと、症状の診断対処方法を的確に選択することが出来ません。
たとえ知識が豊富にある人でも慌てて正確な処置とは、まったく別の事をしていては応急処置の効果がうまく表れないことも考えられます、なので落ち着く事、これがとても大事です。
どうしてもそのような急なタイミングで気が動転してしまうという人は、深呼吸をする・ゆっくり水を飲む・大丈夫だと簡単な自己暗示をかける・今の自分を客観視する等、他にも自分なりに落ち着ける方法があればそれを実践しましょう!!

火傷をしてしまった!

まずはキャンプだけでなく日帰りのバーベキューなどでも起こりえる火傷をした際の応急処置です。
火傷の応急処置の方法は皆さんご存知だと思いますが、とにかく冷やす事!!
火傷には第1~第3火傷まで火傷の度合いにより対処方法が変わってきますが、十分な設備の無いキャンプ場などでも大体の場所に水はあるかと思いますのでとにかく冷やします!
冷やすことにより火傷の悪化・患部を冷やすことで痛みを和らげることも出来ます。
そして重度の火傷を負い、服が皮膚に張り付いてしまった場合、服を無理やり引きはがさずにそのまま冷やします、間違っても無理やりとってはいけません。
そして水膨れが出来た場合もつぶしてはいけません、水膨れは火傷した肌を保護してくれる役割があります。
上記のいずれの場合でも、すぐに医療機関に行くか救急車が来るまで患部に直接触らずにを冷やし続けましょう!

打撲・捻挫をしてしまった!

キャンプやアウトドアというのは足場が悪い場所で動き回る事もあれば、普通に運動をする場合もあります、そんな時の打撲・捻挫をしてしまった場合の応急処置です。
まず確認しなければならい事があります、意識は正常か・会話が成り立つか(名前を答える等)・骨折していないか・患部とは別の場所が痺れていないか。
上記4点のいずれか一つでも該当する場合は重症化する可能性が考えられます、出来る限り迅速に医療機関の診断を受けてください。
しかしその間にも応急処置は必要です、まずは患部を露出(服を脱ぐ・開く)させます、腫れがひどくうまく脱着できない場合は無理をせずそのままとしますが、あまりの腫れで血流が止まるなどの場合は服を切るか破るかします。
その後患部を出来るだけ高い位置に持っていきます、椅子や机などの上に患部を置き、なるべく心臓より高い位置に固定します。
患部が動き回らない様にしたら今度はアイシング(冷やす)を行います、この時氷を直に当て続けたりすると凍傷になってしまう事もありますので、タオルなどに包んで一定間隔ごとに氷のつけ外しを行ってください。

熱中症・日射病になった!

眩暈・立ちくらみ・吐き気・異常な発汗・体温の急な上昇、このような症状がみられた場合、熱中症・日射病になっている可能性があります。
この場合まず真っ先に行う事は、日陰や川辺などの現状いる環境で、可能な限り涼しい場所に移動する事です、そのような場所がない場合、簡単な日陰を作りその場で仰ぐなどして風を送ります。
その後服をなるべく脱がせて体温を下げます、周りの目がある・女性等の場合はボタンなどを少し外したり、密着している部分に空間を作り、なるべく肌と空気を触れさせます。
その後肌を冷やします、氷を包んだアイシングなどでもよいですが、冷えた水が入ったペットボトルをわきやくびにあててもよいです
そしてこれは当たり前のことなのですが水分を十分に摂取させます!この時普通の水ではなく、麦茶や塩を少し含んだ水など、ミネラルを同時に取らせることが大事です、スポーツドリンクなどがあると最適です。
嘔吐などを伴っている場合は、強引に飲ませると喉が嘔吐物で詰まってしまう事もあるので、無理に飲ませるのは控えてください!!

海や川で溺れてしまった!

海や川などで溺れているのを発見した場合、絶対にライフジャケットや浮き輪などがない状態で飛び込んではいけません。
溺れている場所というのは流れが速かったり水深が深いところが多く、むやみに飛び込むと二次災害を引き起こす可能性があります、落ち着いて周りに浮くものがないか・ロープなどがないか探してから救出に行きます、やむを得ず飛び込む場合でも二次災害には本当に気を付けてください。

溺れている人を水からあげた際に、声をかけて返事がある場合、せき込むなど自発的に呼吸をしているならとりあえずOKです、体を暖めて落ち着かせてあげましょう。

自発的な呼吸が停止しており、脈拍・心配が停止している場合、すぐに心肺蘇生を行います。
心肺蘇生を行うタイミングが早ければ早いほど重症化を防ぐことが出来ます、とにかくスピードが大事です。
心肺蘇生の際にはまず気道を確保します、気道確保は対象の体を仰向けにまっすぐ寝かせ、額と顎を抑えて顎先を持ち上げるように(やや上向きの状態に)します。
気道を確保したら鼻をつまみ、患者の口を口で全て覆い肺の中の息を、患者の胸が膨らむぐらいまで吹き込みます。
その後いったん口を離し、自然に患者の体から空気が出るのを待ち、もう一度人工呼吸を行います。
人工呼吸を行ったら胸骨圧迫、いわゆる心臓マッサージを行います。
胸骨圧迫は胸の真ん中に両腕を伸ばした状態で手を重ねて置きます、その状態で胸を圧迫し胸が5センチほど沈むぐらいの力で押し込みます、これを1分間に約100回のペースでなるべく強く早く行います、一度押したら元の位置に戻ってから再度押すようにしましょう!!
胸骨圧迫を30秒行ったら人工呼吸を二回30秒胸骨圧迫、これを救急車が来るまで、もしくは意識が戻るまで続けます!絶対に途中でやめてはいけません!!!

おわりに

いかがだったでしょうか!!アウトドアは大自然の中で行うとっても楽しいものですが、不注意や不慮の事故により自然は我々に牙をむく事があります、そんな時に応急処置をするとしないとではその後の体調に大きな変化がありますので、がんばってください!!
ただしここに書かせていただいた方法は絶対ではありません、確実な方法を会得するにはしかる機関や教室・専門家の元などに通い確実な方法をマスターしてください!!

全てに言えることは”落ち着く事”これにつきます!!!

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