どうも!つくりんです!
自然での焚き火は都会の喧騒を忘れゆらゆらと揺れる暖かい光は心が癒されますね!
さて、ロマンチック風なことを言ったところで、まずは焚き火にはどんな役割があるのでしょうか。
焚き火ってどんな効果があるの?
- 暖をとる
- 調理する
- 明かりになる
- 癒される
焚き火は生きるための役割がいくつもあり時期を問わず、必要とされています。
昨今では、LEDライトやガスヒーターなど用途に特化したものが家の中にたくさん存在します。
しかし、キャンプ場では多くの焚き火を目にすることになります。
”みんながしているから僕もそうする”
スタートはそんなものです。僕だってそうです。
多くの人が焚き火を継続して楽しんでいます。
これは、焚き火が実用的なだけでなく何かしらの魅力があるからだと思います。
ガスと違って一定の火力を出すのは難しく、木がなくなってきたらつぎ足す。そしてまた火が強くなる。パチパチと音がする。
火を育てるという表現がよく使われますが、そういう魂が宿っているような、生きているようなところが本当の魅力ではないかと思います!
焚き火な必要な3つの要素
焚き火には必要なものがあります。
- 木材
- 酸素
- 熱
の3つの要素が必要です。
ファイヤースターターや火打石から木材に熱を与えることで、酸素中に可燃性のガスが発生し高温・高速の発熱反応を起こし着火します。そしてさらに火に熱が加えられることで火はどんどん大きくなっていきます。
「木材」「酸素」「熱」のどれかが欠けたら火がつなかいことが分かったと思います。
それでは、次に着火しやすい条件について説明していきます。
焚火するのに良い条件とは
- 薪の量は多すぎず、少なすぎず
- 空気を十分に取り込めている
- 熱を逃がさないように薪を集中させる
良くありがちなのですが、焚火台やグリルの中に薪・炭を置くとき、全体的に均等に置いてる人いませんか?
火が大きくなるまではあまり入れすぎずに必要最小限にしたほうが良いです。火の大きさに対してあまりにも多いと熱が下がり発熱の連鎖反応が起きにくくなります。
また、酸素がなくなるとせっかくついた火が消えてしまいます。そのために空気の道を確保する必要あります。
焚き火成功への13ステップ
さて、焚き火をしてみましょう!
ステップ1:燃料となる木材を入手します
薪になる木材を入手します。現地で見つけるも良し、ホームセンターなどで購入するも良し、木材専門所に行ってトン単位で用意するもよし。
量は焚き火をする人数や時間にもよりますが、4人で夕方6時から12時までの6時間囲むと仮定した場合だと大体5~10kgくらいあれば大丈夫だと思います。
ホームセンターでは大体1束5、6kgで500円くらいなので1000円あれば一晩は持ちます。
そして出来るだけ一片が大きいのを選びましょう!大きいものであれば鉈(なた)やナイフで小さくすることが出来ますし、小さいものだと早く燃え尽きてしまいます。
ステップ2:焚き火をする場所の選定をします。
焚き火をする場所は、濡れていないところにします。湿り気でも熱が上がりにくくなるので火がつきにくくなります。
草原の場合は延焼する可能性があるので平らで乾いた土、砂が条件としては良好です!
ステップ3:石でかまどを作ります。
場所が決まったら、握りこぶし2つ分くらいの大きさの石を拾ってきて焚き火をするスペースの周りに石を並べていきます。
空気が入りやすいように「C」の形にします。
ステップ4:火口(ほくち)を作ります。
火口はほくちと読みます。
火口とは、ファイヤースターターや火打ち石などで発生させた火花を最初に着火させるものになります。
火花で着火させるためにはかなり燃えやすいものでなければなりません。
例えば、用意した薪を薄く、大根おろしよりも細かく細く割いたものや、ポケットの中にあるホコリや綿なども燃えやすいです。
ちなみにティッシュはかなり燃えやすいです。
ステップ5:焚き付けを用意します。
焚き付けとは細い薪に火を移すためのものになります。
焚き付けになるものは小枝や、枯れた葉っぱなどになります。
ステップ6:細い薪を用意します。
細い薪は購入したままの薪の場合、20分割くらいする必要があります。
手っ取り早く、落ちている直径1〜2cmくらいの枝を探しましょう。
ステップ7:太い薪を用意します。
太い薪は購入したまま薪の場合、2〜4分割くらいにしましょう。直径5〜10cmくらいのものを用意してください。
これくらいの大きさになるとバトニングという方法で簡単に割ることが出来ます。
ステップ8:火口、焚きつけを組み立てます。
火口、焚きつけ、細い薪、太い薪の用意について説明してきましたが、ここではまだ火口と焚きつけだけを組んでいきます。
細い薪と太い薪はある程度火が大きくなって来たら投入します。
ステップ9:火口(ほくち)に火をつけていきます。
ファイヤースターター、火打ち石を使って火口に火をつける工程が始まります。
ここからは慣れるまで全然つきません。諦めないことが大事です。
ステップ10:組み立てた焚きつけの中に入れていきます。
火口に火がついたら消えないように急いで焚きつけの中に入れましょう。
組んだ焚きつけの真下に入れると火が移りやすくなります。
ステップ11:空気を送り込みます。
焚きつけの真ん中に入れると空気が薄くなります。火は酸素を送り込むことで火力が増すので焚きつけに向かって優しく息を吹きかけます。
激しく吹くと火が消えたりせっかく組んだ焚きつけが形を崩しステップ8に戻ることになります。
ステップ12:細い薪を被せていきます。
焚きつけに十分に火がついたら細い薪を被せて行きます。
ここまで来たら多少息を強く吹いても火口の燃えカスが飛び散るくらいで火が消える可能性は少なくなります。
ステップ13:太い薪を被せていきます。
細い薪は太い薪に比べて燃え易い代わりに燃え尽きるのも早いです。
そのため太い薪を被せることで火力の増加と安定を得ることが出来ます。
太い薪を使うことで長時間、火を保つことが出来ます!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
焚き火はガスコンロと違って準備に時間がかかります。
最初の難関である火口に火をつけるとテンション上がりますし、自然の中で生きている気持ちになれます。
小さく燃えやすいものから大きく燃えにくいものへと火を育てるイメージで挑戦してみてください!
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