【本当は怖い!】BBQで気を付けたい食中毒の恐怖

こんにちは、つくりんです。

突然ですが外で食べるお肉って美味しいですよね。屋内で食べるお肉の100000万倍は美味しいと思います。

でも気を付けてほしいのが衛生管理。

少しでも怠ると早いもので数時間後には下痢、嘔吐なんて症状も….

今日は絶賛食中毒のつくりんが、夢中に調べた知識をここで放出します!

食中毒の種類

皆さんは食中毒にもたくさん種類があるということをご存じでしたか?

食中毒には大きく分けて微生物化学物質自然毒寄生虫が原因物質として挙げられます。

原因物質によっては、二次感染が拡大しパンデミックを引き起こしてしまうかもしれません!
ここでは衛生管理を怠ることによって発生しがちな微生物起因での食中毒を紹介します。

サルモネラ菌

食べて数時間後には中毒症状なんてことも…
サルモネラ菌は食後4~48時間後に38度以上の急な発熱、下痢、嘔吐、腹痛の症状が現れます。

十分に加熱していない卵や肉、魚などが原因となります。

サルモネラ菌は乾燥に強く、熱に弱い特徴があります。よく火を通してあげれば予防できますが、一度感染すると1日に20回を超える水溶性の下痢地獄を味わう羽目になります。

腸炎ビブリオ菌

こちらも食べて数時間後に中毒症状が現れます。
腸炎ビブリオ菌はおよそ8~24時間後に腹部の不快感から始まり、その後激しい腹痛や発熱、嘔吐下痢の症状が現れます。

生の魚や貝などの魚介類が原因となります。また塩分を好み、真水や熱に弱い特徴があります。

サルモネラ菌と同様激しい下痢と腹痛の症状が発生するのでよく火を通して予防しましょう。

カンピロバクダー菌

食後数日で中毒症状が現れます。

まさにつくりんが今患ってる食中毒。カンピロバクター菌の潜伏期間は1~7日です。水溶性の下痢や血便、腹痛、38度くらいの発熱、頭痛、吐き気などの症状が現れます。

十分に加熱されていない肉(特に鶏肉)や川の水が原因となります。

こちらも乾燥に弱く、加熱すれば菌は死滅しますが、カンピロバクター菌起因でギランバレー症候群という非常に怖い神経障害が発現することがあります。

腸管出血性大腸菌(O157など)

こちらも食後数日で症状が現れます。

O157は1~14日後に症状が現れるので2週間は油断できないです。毒力の強いベロ毒素を産出する大腸菌の一種で、頻回の水溶性の下痢、血便、激しい腹痛の症状が出ます。

症状が重くなると、死ぬこともあります。

糞便に汚染された食肉からの二次感染で、あらゆる食品が原因となる可能性があります。こちらも火をよく通せば(中心部75度を1分以上)予防できます。また、川の水を飲用・調理用として使用する場合は浄水、煮沸をしてから扱いましょう。

ノロウィルス

いわずと知れた感染症ノロウィルス。

原因ウィルスを摂取してから30時間後に、激しい下痢、嘔吐、血便、腹痛、発熱の症状が現れます。発症後1~2日で症状は治まりますが重症例では1日に十数回もトイレに駆け込むなんてことも…

原因は十分に加熱していないカキなどの二枚貝やウィルスに汚染された水道水などを飲んでも感染することがあります。

二枚貝を食べるときはよく加熱して食べましょう。

ウェルシュ菌

食べてから6~18時間後に症状が現れます。

ウェルシュ菌は他の食中毒と比べ症状は軽いです。症状としては水溶性の下痢と、軽い腹痛があげられます。

ウェルシュ菌は空気(酸素)が嫌いな菌で、且つ100度の加熱に6時間耐える芽胞を形成します。なので鍋底の酸素濃度が低くなりがちな煮込み料理、特に作り置きのカレーなどを食べて発症するケースが多いです。

芽胞モードになると加熱、酸素でも死なないウェルシュ菌。予防は調理したらすぐ食べることです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。

ここで上げた微生物起因の食中毒以外にもまだまだ原因物質、原因菌は多数存在します。

暖かくなれば増えるアウトドア。食中毒には気をつけたいところですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です