どうも、つくりんです!
皆さん、キャンプしたら作りたいものランキング第一位は何か知っていますか?
それは
燻製
です。(つくりん調べ)
香ばしい匂い、日焼けのようにこんがりと色づいた食材、口いっぱいに広がる特有の味・・・。
実に魅力的だとは思いませんか?
でも燻製ってすごく難しそうなイメージ、ありませんか?
専用の調理器具を買って、適切な温度管理且つ適切な時間で調理する・・・。
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・・・・・・
しゃらくせええええ!!!
もっと身近なものでもっと簡単に作りたいんじゃい!
朝食で卵かけご飯を作って食べるような感覚で、燻製作って食べたいのじゃい。
ってことで、身近なもので燻製が作れるか試してみました。
そもそも燻製ってなに?
燻製とは香りの良い木のチップ(桜やヒッコリーなど)を高温に熱し、出てきた煙を食材に当てて調理する食品加工技法です。
燻製特有の味付けができるとともに煙には殺菌・防腐効果のある成分が含まれているので、保存食としても利用できます。
燻製の種類
冷燻法
燻製器の中を15~20℃に保ち、1〜4週間程度燻煙する方法。
煙を出すには木材を高温に加熱しなければいけないのですが、食材にあたる煙は15~20℃まで冷やさないといけないので非常に大掛かりな設備が必要になります。素材の水分を取り除くので長期の保存が可能ですが、水分が無い分仕上がりは硬くなります。
温燻法
30~60℃の煙で燻煙する方法。数時間から1日程度燻煙します。
燻製といったら温燻法で加工した食材を指すことが多いです。
水分が比較的多く残るので柔らかく、風味豊かな燻製が仕上がりやすいです。
冷燻法ほど保存性はよくないですが、真空包装をして低温状態を保てばある程度の保存が可能です。
熱燻法
80°Cを超えるような温度で燻煙する方法。もっとも簡易的にできる燻製です。
燻煙時間も10~30分ほどでできるので、手軽に燻製を作るのであればこの方法を選ぶべきです。
仕上がりも色、香りともに非常に優れた燻製ですが、上に冷燻法、温燻法に比較すると最も保存性が悪いので調理したらすぐに食べる前提で加工することをお勧めします。
手軽に燻製を作る方法
今回は熱燻法で燻製を作ろうと思います!
はじめてなのでドキドキです。
まずは燻製を作るために最低限必要な道具を用意します。
必要な道具は、深さのある器、食材を置く網、アルミホイール、燻製チップです。今回つくりんはたまたま自宅にステンレス蒸し器があったのでこちらを使います。
まず最初に蒸し器の下にアルミホイールを敷きます。
アルミホイールを敷いたら
スモークチップを適当にアルミホイールの上に敷きます。
食材など燻煙する時間によってスモークチップの量を変えましょう。
スモークチップを敷いたら火を強火にして煙が出るまで待ちます。
チップが焦げ始めてくるともくもくと煙が出始めます。
煙の量が多くなってきたら火を止めて食材を配置していきます。
今回は雪印チーズ6Pとマルシンハンバーグを燻製にします。チーズに関しては断然雪印チーズ6Pがオススメです。強めの熱を加えても溶けにくいらしい….
食材を配置したら、蓋を閉めて煙が逃げないように密閉します。今回たまたま蒸し器が自宅にあったので密閉はよよいのよいです。
~~15分後~~
煙が出てこなくなったら蓋を開けて中を確認。
おおおお!いい感じにできてるできてる!!
初めての燻製でしたが見た目は上出来です!
チップはこのような有様になっていました。。。
ではさっそく盛り付けていきましょう!!
バエ~~~~~~~!
非常に香ばしくて薫り高い!!!!
食べてみた感想
チーズはめちゃくちゃうまい!燻製特有の膜が何とも言えない食感です。
チーズも程よく柔らかくなっており、最高のつまみへと変貌しておりました。
こんなに簡単においしいスモークチーズになると思ってもいませんでした!!
チーズは非常においしかったのですが、曲者がマルシンハンバーグ。
一言で言うと
腐った肉
のような味になってしまいました。
どうやら肉の水分が煙と反応してしまって酸味がでてしまったようです。腐った肉特有の酸っぱいピリピリとした味になってしまいました。食べられたものではありません。
本来肉や魚など水分を多く含む食材を燻製にするときは一度水分を飛ばしてから燻製にするようです。まさに無知は罪….。マルシンハンバーグは普通に食べたらめちゃくちゃ美味しいです。お弁当の味方。
おわりに
何とも簡単に作ることができた燻製。驚くほど簡単でした!
熱燻法は保存がきかない燻製方法ですが、キャンプなど調理したらすぐに食べるシーンでは大活躍です!ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか!
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